ヘアカラーの歴史

日本で最も古い染料の記録は寿永2年(1183年)。北陸の武将・斉藤実盛が篠原の戦いで最期を遂げたとき、
白髪を墨で黒々と染め上げていたことが「源平盛衰記」や「平家物語」に記されています。

その後、明治の中頃までは白髪染めにはタンニン酸鉄分を用いたいわゆる「おはぐろ」を利用し、
10時間程度かけて染める方法が使われていました。

 おはぐろ
  古代から近世まで成人の女性に行われた歯を黒く染める風習。
  平安末期から、男子も公家や身分の高い武士はおはぐろをしていたが、永禄・元亀(1558〜72)の頃には
  男子のおはぐろは終ったといわれている。
  女性のおはぐろは中世以降、成人式や婚礼といった通過儀礼と深く結びつき、これによって年齢、職業
  既婚、未婚を見分けた。
  長らく続いた習慣だったが、1873(明治6)年の宮内省令で皇太后・皇后のおはぐろを廃止してその跡を絶った。
  歯槽膿漏や虫歯の予防をするすぐれた化粧品でもあったといわれる。

明治末期には、このおはぐろをどろどろのクリーム状にしてビンに詰めたものが発売されています。
これがはじめて発売されたヘアカラーです。

今日市場に数多く出されているヘアカラーは、1863年ドイツ人のホフマンがパラーフェニレンジアミンという
酸化染料によるヘアカラーが初めて発売されました。染毛時間が2〜3時間に短縮され、大変好評を博しました。
酸化染料
  酸化重合により発色する染料。このパラーフェニレ
  ンジアミンを代表とする各種の酸化染料(1剤)と 
  過酸化水素(2剤)などの酸化剤が反応し
  無色の酸化染料が毛髪内で酸化重合することに
  より発色します。   
  それと同時に酸化剤とアルカリ剤で、毛髪中の
  黒色色素のメラニンが酸化分解し脱色されます。
  このように染料の発色と毛髪の脱色が同時に起き
  て毛髪が染毛されます。
  今日最も広く受け入れられているのが、このタイプ
  のヘアカラーです。

  さらに、1916(大正5)年にホーユーの前身である
  水野甘苦堂が過酸化水素を酸化剤として用いた
  ヘアカラーを発売しました。
  当時はもちろん白髪染めだけでしたが、
  これが今日のヘアーカラー隆盛の基盤となって
  います。





                       Germany Modelcar Hair Salon
                              フリジーレン ナカムラ
                            千葉県松戸市南花島1-1-3
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